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イタリアの立体商標が司法手続によって中国で認定される

イタリアの有名ブランド(食品メーカ)であるフェレロ(Ferrero)社が中国において立体商標を出願したが、国家工商行政管理総局商標局の認可を得られなかった。このため、費列羅(フェレロ)有限公司は、国家工商行政管理総局商標評議審査委員会を裁判所に訴えた。現在、北京市第一中級人民法院が第一審判決を出し、フェレロの立体商標が顕著な特徴を有しており、商標評議審査委員会が中国におけるその領域拡張保護請求につき承認をすべきであることを理由として、商標評議審査委員会が出した「国際登録第783985号『図形(三次元標識)』商標拒絶復審(復審=審判)決定書」を取り消した。フェレロは、これにより、全国で初めて司法手続によって認定される立体商標となる。
登録地がイタリアにあるフェレロ社の出願に係る「図形(三次元標識)」商標は、2001年12月3日にイタリアにおいて初めて登録出願がなされ、2002年5月23日にイタリアにおいて登録が認可され、商標権者をフェレロ社とし、チョコレート等を指定商品とする。2002年9月28日に、フェレロ社は、WIPO国際局を通じて中国に対し、出願商標についての領域拡張保護請求を提出した。出願商標は、三次元標識であり、金色の紙の中に包まれる球形の三次元形状により構成され、当該図形の上半分において、白地に楕円形の小さい標記を有し、金の縁取りと白色のラインとを有し、当該三次元図形が栗色及び金色の台座に置かれている。出願商標は、色彩の使用を金色、赤色、白色及び栗色に指定している。
商標局は、2003年3月19日に当該商標が顕著性に欠けることを理由として中国におけるその領域拡張保護請求につき拒絶をした。2003年5月6日に、フェレロ社は、商標評議審査委員会に対して復審請求を提出した。2006年10月9日に、商標評議審査委員会は、出願商標が、立体商標であり、指定商品が比較的常用される包装形式のみを有し、商品の由来を区別する作用を起こし難く、かつ、商標が有すべき顕著な特徴に欠けることを理由として、請求を拒絶する復審決定をした。
フェレロ社は、商標評議審査委員会の決定に不服を申し立て、北京市第一中級人民法院に対して行政訴訟を提起し、商標評議審査委員会の決定を取り消し、かつ、中国における出願商標の領域拡張保護請求につき支持をして出願商標の登録を認可するよう請求した。
第一中級人民法院は、次の通り認定した。中国商標法第11条の規定により、顕著な特徴に欠ける標識は、商標として登録してはならない。ただし、使用を経て顕著な特徴を取得し、かつ、識別に便利な場合を除く。三次元標識又はその他標識を含む三次元標識により構成される立体商標についていえば、指定商品の通用若しくは常用の形状のみを有し、又はその包装物の形状であり、商品の由来を区別する作用を起こすことができない場合には、顕著な特徴に欠ける商標であるとみなさなければならない。
第一中級人民法院は、また、次の通り認定した。出願商標は、三次元標識であり、栗色と金色とが交互の、かつ、波紋形状を帯びる台座、及び台座の上に置かれる、しわ状の包装効果を有する金色球形三次元形状からなる。出願商標は、色彩及び商品包装形式の選択に関して、当該産業及び指定商品の包装形式の、通常の選択の範囲内に存在せず、出願商標の独特な創意性により原告の商品の1つの標識的デザインとなっており、消費者が出願商標を見た後に当該商標が付される商品の由来を明確に判断することができ、出願商標が商標の有すべき顕著性を有しており、中国において登録商標として保護を与えられるべきであり、被告は、出願商標の領域拡張保護請求につき認可をすべきである。
これにより、出願商標が顕著な特徴を有していることに鑑みて、被告は、中国におけるその領域拡張保護請求につき認可をすべきであり、第一中級人民法院第一審判決により中華人民共和国国家工商行政管理総局商標評議審査委員会が出した「国際登録第783985号『図形(三次元標識)』に関する商標拒絶復審決定書」を取り消した。(中国法院網 郭京霞)

2007-11-22

意大利立体商标通过司法程序在华获认定

意大利知名品牌费列罗在我国申请立体商标,未获得国家商标局的批准。为此,费列罗有限公司将国家工商行政管理总局商标评审委员会诉上法庭。日前,北京市第一中级人民法院做出一审判决,以费列罗立体商标已经具备了显著特征,商标评审委员会对其在中国的领土延伸保护申请应当予以核准为由,撤销了商标评审委员会做出的《关于国际注册第783985号“图形(三维标志)”商标驳回复审决定书》。费列罗因此成为全国首例通过司法程序认定的立体商标。
注册地在意大利的费列罗有限公司申请的“图形(三维标志)”商标于2001年12月3日在意大利首次提出注册申请并于2002年5月23日在该国被核准注册,商标权人为费列罗公司,指定使用在巧克力等商品上。2002年9月28日,费列罗公司通过世界知识产权组织国际局向我国提出了对于申请商标的领土延伸保护申请,申请商标为一个三维标志,由一块包在金黄色纸里的球形三维形状组成,在该图形的上半部分里,有一个白底椭圆形小标记,带有一条金边和一条白色细边,该三维图形放置在一个栗色和金黄色的底座上。申请商标指定使用色彩为金黄色、红色、白色、栗色。
国家工商行政管理总局商标局于2003年3月19日以该商标缺乏显著性为由对其在我国的领土延伸保护申请予以驳回。2003年5月6日,费列罗公司向商标评审委员会提出复审申请。2006年10月9日,商标评审委员会以申请商标作为立体商标,仅有指定使用商品较为常用的包装形式,难以起到区分商品来源的作用,缺乏商标应有的显著特征为由,作出了驳回申请的复审决定。
费列罗公司不服商评委的决定,向北京市第一中级人民法院提起行政诉讼,请求撤销商标评审委员会决定,并对申请商标在中国的领土延伸保护请求予以支持并核准申请商标的注册。
一中院认为:我国商标法第十一条规定,缺乏显著特征的标志不得作为商标注册,但经过使用取得显著特征并便于识别的除外。对于由三维标志或者含有其他标志的三维标志构成的立体商标而言,仅有指定使用商品通用或者常用的形状或者是其包装物的形状,不能起到区分商品来源作用的,应当被认为是缺乏显著特征的商标。
一中院认为,申请商标作为一个三维标志,由一个栗色和金黄色相间并带有波纹形状的底座和在底座之上放置的具有皱褶状包装效果的金黄色球形三维形状组成。申请商标对于色彩和商品包装形式的选择均不在本行业和指定使用商品包装形式的常规选择的范围之内,申请商标的独特创意已经使之成为了原告产品的一种标志性设计,使得消费者在看到申请商标后就能够清楚地判断出该商标所附着商品的来源,申请商标已经具有了商标所应具备的显著性,应当在我国被作为注册商标予以保护,被告对申请商标的领土延伸保护申请亦应予以核准。
据此,鉴于申请商标已经具备了显著特征,被告对其在中国的领土延伸保护申请应当予以核准,一中院一审判决撤销了被告中华人民共和国国家工商行政管理总局商标评审委员会做出的《关于国际注册第783985号“图形(三维标志)”商标驳回复审决定书》。(中国法院网 郭京霞)

2007-11-22

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