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LEDの隆盛には特許の蓄積が必要

4年前、台湾のLED企業である億光電子工業股份有限公司(Everlight Electronics Co., Ltd.)(以下、「エバーライト」という)が、米国ミシガン州東部地区連邦地方裁判所において、日亜化学工業株式会社(以下、「日亜化学」という)の白色LED特許2件について、特許が無効であり侵害に該当しない旨を主張した。この事件は数年の審理の末に、先日、最新の結果が出た。米国ミシガン州東地区連邦地方裁判所はそれぞれ、この2件の特許が進歩性を具備せず、実施可能性を有しないこと等を理由として、日亜化学敗訴の評決を下した。このニュースは業界内に大きな衝撃を与えた。
近年、日亜化学等を代表とするLEDの世界大手が特許蓄積の強さを利用して中国のLED企業に圧力をかけ続けており、中国のLED企業はこれまでにない圧力を受けている。これに対して、業界の専門家によると、エバーライトの勝訴は中国の関係企業にとってはプラスの意味があり、中国の関係企業は市場を開拓しつつ、自社の研究開発を強化し、産業のグレードアップを図り、パテントポートフォリオを積極的に進め、自社の実力強化を通じて国際市場における中国のLED企業の発言権と主導権を引き上げるべきであるという。

外国大手が特許訴訟を引き起こす
LED産業界の最大手として、日亜化学は基本特許を大量に保有しており、LED分野では絶対的な独占的地位があることが取材で明らかになった。これらの特許はLEDの構造、エピタキシャル、チップ、パッケージの全工程の制造技術と蛍光体等の関連原材料を網羅している。しかしながら、近年では、中国のLED企業の隆盛に伴って、日亜化学は保有する特許を利用して中国企業に圧力を掛けている。
業界関係者によると、日亜化学はLED市場全体をコントロールするために、保有する基本特許を利用してライバルを抑圧する一方、特許のクロスライセンスで構築した特許網によって、優秀な新人の大部分を利潤の高い市場の外に押しやっているという。「エバーライトは日亜化学とクロスライセンスを結ぶことによって今回の紛争の終結としてもよいが、この2件の特許を無効にしてこそ、業界の発展のために確実に縄を解き、更にはLEDの応用市場を発展させることができる。」とエバーライトの社長補佐である劉忱氏が取材の際に明らかにした。
「世界的なLED企業になりたければ、『特許筋』を鍛えるだけでなく、大手企業と同じ舞台で競い合う必要がある。」とLED産業特許連盟の副幹事長である王華氏が取材の際に述べた。エバーライトは今回の訴訟で日亜化学の2件の特許の無効化に成功したことによって、業界で広く注目されている。オスラム、豊田合成、クリー、フィリップス等の企業のLED分野で保有する特許件数の増加に伴って、日亜化学もしだいにこれらの企業と和解及びライセンス合意を結ぶようになり、基本的には訴訟-和解-クロスライセンスのモデルを取っている。しかしながら、今回、日亜化学の特許権が無効とされた。これは特許のクロスライセンスを通じて構築する大手企業の特許網が緩みだし、新たな白色LEDのパテントポートフォリオが構築されようとしていることを意味しており、中国企業には新たな発展の機会となる。中国企業は市場を開拓しつつ、自社の研究開発を強化し、産業のグレードアップを図り、特許出願とポートフォリオを積極的に進め、自社の実力の向上によって既存の構造を変更することができる。

特許を蓄積し積極的に対応する
事実、中国のLED企業にとっては「海外進出」は必然的に特許問題に直面することになる。外国大手は早くから知的財産権を武器にしており、パテントポートフォリオによってライバルを市場の外に排除し、それによって独占的な利潤を得ている。「将来の技術発展と利用はグローバル化するので、企業は世界的視野に立って先端技術を積極的に開発し、特許分析を行い、特許の早期警戒を強め、市場の発展傾向を正確に判断し、特許ポートフォリオを整備すべきである。」中国の関係企業は着手が遅く、特許の蓄積においては外国とまだ或る程度差があるので、LEDの市場競争が日々激化していく中で、中国企業が特許訴訟に遭遇することがあるいは常態となるかもしれず、中国企業は防御力を或る程度備える必要があるほか、良好な応訴の心理状態を備えているか否かも訴訟に成功するか否かを決める重要な要素となると王華氏は述べた。
「企業が国際競争において特許訴訟に巻き込まれたら、それはその会社が世界の大手企業と競争するだけの実力を備えるようになり、ライバルの独占的利潤を蚕食可能な「敵」に成長したことを意味しているが、企業が特許の正念場を順調に越えることができるか否かも海外進出の成功の有無の重要な標識である。」現在中国で急速に発展しているLED産業にとっては、「視野のグローバル化、ゲームルールの尊重」をすべきほか、知財訴訟に積極的に対応する必要もあると王華氏は述べた。
現在、中国の関係官庁は、中国企業の海外進出のために複数のルートを通じて知的財産権情報サービスを提供しており、企業の国際化を促進する知的財産権情報プラットフォームを確立し、企業に海外の知的財産権動向の情報、環境情報、法律情報、実務情報等を提供しているという。また、LED産業特許連盟は、予想した効果を実現可能で十分な件数の特許を獲得して、委託開発自社出願、特許買取り、特許委託運営の3つの方式を通じて特許の組合せを確立し、中国のLED産業全体の特許力を向上させることを目的とする「LED産業保護的特許収集計画」を実行中である。
「このプロジェクトは、LED産業の知的財産権のバリューチェーンの良好なサイクルを構築し、特許資産の効果的な流通を促し、それによって、中国のLED企業を特許訴訟から守り、国際競争力を持つLED企業を造るために基礎を打ち立てることを目的としている。」今後、連盟はエクイティファイナンス、LED産業特許運営会社の設立等のモデルを通じて、市場化のメカニズムで中国のLED企業に知的財産権保護を提供することも積極的に試みていきたいと王華氏は述べた。(知識産権報 王康 陳景秋)

2015-06-03

LED崛起还需专利”蓄电”

4年前,中国台湾LED企业亿光电子工业股份有限公司(下称亿光电子)在美国密西根州东区地方法院对日本日亚化学工业株式会社(下称日亚化学)的两件白光LED专利权提出专利无效及不构成侵权的主张。该案经过多年审理,日前有了最新结果,美国密西根州东区地方法院分别以这两件专利不具有创造性和不具可实施性等为由,判决日亚化学败诉。该消息一出,在业内引起了不小的震动。
近年来,以日亚化学等为代表的LED国际巨头利用其强大的专利储备不断向我国LED企业施压,我国LED企业承受前所未有的压力。对此,业内专家表示,亿光电子的胜诉对于国内相关企业而言具有积极意义,国内相关企业在开拓市场的同时,应不断加强自主研发,推动产业升级,积极开展专利布局,通过增强自身实力,提升中国LED企业在国际市场的话语权和主导权。

国外巨头引发专利诉讼
记者在采访中了解到,作为LED产业界的巨头,日亚化学掌握着大量的基础专利,在LED领域占有绝对垄断地位。这些专利涵盖了LED结构、外延、芯片、封装的全流程制造技术及荧光粉等相关原材料。然而,近年来,随着国内LED企业不断崛起,日亚化学利用掌握的专利不断向中国企业发难。
业内人士表示,日亚化学为了控制整个LED市场,一方面利用掌握的基础专利打压竞争对手;另一方面又通过专利交叉许可所编织的专利网,将绝大多数后起之秀隔离在高利润市场之外。“尽管亿光电子可以通过与日亚化学达成交叉许可作为此次纷争的终结,但只有将上述两件专利无效,才能彻底为行业发展解绑,进而推动LED应用市场的发展。”亿光电子总经理助理刘忱在接受中国知识产权报记者采访时表示。
“要想成为一家国际化的LED企业,不仅需要积蓄‘专利肌肉’,还需要与巨头同台竞争。”LED产业专利联盟副秘书长王华在接受本报记者采访时表示,亿光电子通过此次诉讼成功无效了日亚化学的2件专利,在业界引起广泛关注。随着欧司朗、丰田合成、科锐、飞利浦等公司在LED领域拥有的专利数量不断增加,日亚化学也逐步与上述公司达成了专利和解和许可协议,基本采用了诉讼——和解——交叉许可的模式。而此次日亚化学的专利权被无效,说明巨头们通过专利交叉许可构建的专利网已经开始松动,将要开始构建新的白光LED专利布局,这将为国内企业提供新的发展机会。国内企业可以在开拓市场的同时,加强自主研发,推动产业升级,积极开展专利申请和布局,通过提高自身实力,改变现有发展格局。

储备专利弹药积极应对
事实上,对于国内LED企业来说,“走出去”必然面临专利问题。国外巨头早已将知识产权作为武器,通过布局的专利将竞争对手排除在市场之外,从而获得垄断利润。“未来的技术发展和应用是国际化的,企业应当具有全球视角积极研发先进技术,进行专利分析,加强专利预警,准确判断市场发展趋势,完善专利布局。”王华表示,由于国内相关企业起步较晚,在专利积累方面与国外还有一定差距,在LED市场竞争日益激烈的背景下,中国企业遭遇专利诉讼或将成为常态,国内企业除了需要具有一定的防御实力外,是否具备良好的应诉心态也是决定诉讼能否成功的重要因素。
“当一个企业在国际竞争中被卷入专利诉讼,说明它已经具有了与国际大公司竞争的实力,成长为能够蚕食竞争对手垄断利润的‘敌人’,而企业能否顺利迈过专利这道坎儿也是其能否成功出海的重要标志。”王华表示,对于目前我国高速发展的LED产业而言,除了要做到“全球化视角、尊重游戏规则”之外,还要积极应对知识产权诉讼。
据了解,目前我国相关部门正通过多种途径为国内企业“走出去”提供知识产权信息服务,建立促进企业国际化发展的知识产权信息平台,为企业提供海外知识产权动态信息、环境信息、法律信息、实务信息等。此外,LED产业专利联盟正在开展一项名为“LED产业保护性专利收集计划”,该计划旨在获得能够达到预期效果且数量足够的专利,通过委托开发自主申请、专利购买、专利委托运营3种方式构建专利组合,提高我国LED产业整体专利实力。
“开展此项目的目的是要构建LED产业知识产权价值链的良性循环,促进专利资产的有效流通,以保护我国LED企业减少或免于专利诉讼,并且为打造具有国际竞争力的LED企业奠定基础。”王华表示,未来联盟还将积极尝试通过股权融资、建立LED产业专利运营公司等模式,以市场化的机制为国内LED企业提供知识产权保护。(知识产权报 记者 王康 陈景秋)

2015-06-03

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