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2017商標侵害の典型的事例10(抄訳)

【編者の言葉】 (省略)
1 江蘇省淮安市清江浦区市場監督管理局による登録商標「五粮液」等の商標権侵害取締事件
【概要】
2017年3月、江蘇省淮安市清江浦区市場監督管理局が淮安市公安局淮陰支局から事件移送通知書を受け取った。この通知書には、商標「今世縁」、「海之藍」、「五粮液」等が用いられ、当事者である周某が販売した白酒(蒸留酒)678瓶を押収したこと、商標侵害物品であることがメーカーにより確認されたこと、違法な営業収入の合計額違法営業額が8.79万元(約152万円)であることが報告されていた。調査の結果、侵害物品である白酒は2016年8月に当事者が訪問販売の中年男性、許某から当事者が購入し、店舗を通じて販売したことがわかった。調査に基づき、2017年3月20日、偽物の白酒を販売したことにより当事者は市場監督管理部門の行政処罰を受けた。事件処理機関は、偽物であることを知りながら販売し、違法行為を繰り返し実施したことに対して当事者を厳重に処罰し、法により、侵害行為の即時差止、侵害物品の没収、科料35.17万元(約607万円)を命じた。事件は、不服審査機関の審査と人民法院(裁判所)の裁定によって、当事者を重く罰すべきであると認定された。現在、係争物品の製造元である許某は刑事責任を追求されている。
【趣意】
この事件は複数の地域にわたり、市場監督管理部門と公安機関が共同作戦を取り、地域を超えて共同で法律を執行し、侵害物品の製造、加工、製作、瓶詰め、包装、搬送、販売の一環の証拠全体を販売の段階で入手して調べ上げた。事件処理機関は、1年に2回偽物を販売した行為を厳重に処罰することで、厳罰化に相当するという原則を示した。この事件の取締りによって、偽物の製造元の法違反者が最終的に刑事処罰を受けることになり、行政と司法との連携による効果が示された。

2 上海市閔行区市場監督管理局による登録商標「伯爾梅特BERMAD」の商標権侵害取締事件
【概要】
当事者である上海伯爾梅特公司(伯爾梅特=ベルマドの音訳、公司=会社)が2014年~2016年に正規販売ルートで、商標「BERMAD」が付されたふされた赤色の消防バルブと青色の減圧バルブを比較的安価で購入し、刷毛で色を塗り替えてバルブ本体を緑色の数値制御電気油圧弁に改造すると共に、製品からパッキンを取り出して自身で購入したパッキンに取り替えた。当事者は自分で作り変えた偽物の緑色の数値制御電気液圧弁を64台外国へ販売しており、その税込売上高が146.4275万元(約2527万円)であり、事件発生時には販売されていない電気油圧弁が倉庫に17台残っており、違法な営業収入の合計額違法営業額が187.0838万元(約3229万円)であった。
「伯爾梅特BERMAD」の商標登録者であるイスラエルのベルマド社の許諾を受けずに偽にせの高価な商品に無断で作り変えて販売する当事者の行為は、商標侵害に該当するものであり、閔行区市場監督管理局は、法により、侵害行為の即時差止、侵害に係るバルブ製品17台の没収、科料561万元(約9682万円)を命じた。
【趣意】
この事件は上海市工商及び市場監督管理部門が知的財産権分野で取締りをした科料の金額が近年で最も高い商標の法律違反事件である。この事件の当事者はバルブの色を塗り替えただけでなく、バルブの中の基幹部材も取り替えており、オリジナルの商品に対する実質的な改変とその販売に該当するものであり、商標侵害行為であると認定すべきである。この事件では工商及び市場監督管理部門が外資企業の知的財産権を平等に保護しており、知的財産権を保護する中国の良好な国際的イメージが保たれた。

3 福建省厦門市市場監督管理局による登録商標「ジバンシィ」等の商標権侵害取締事件
【概要】
2016年10月21日、福建省厦門市市場監督管理局が税関部門の提供した手がかりを追跡調査して、当事者の美貸貿易(深圳)有限公司の在庫品に中国語の標識のないジバンシィ、ラ・メール、キールズ等の複数の世界的な有名ブランド化粧品を多数発見し、そのブランドの権利者により、ほとんどが登録商標を冒用した商品であることが確認された。事件の被害額は300万元余り(約5178万円)である。事件処理機関は、厦門市公安局が処理するように事件を移送した。
2016年11月、南京市公安機関がラ・メールの商標権者の通報を受けて、上記の会社の実質的な責任者である謝某ら3人を逮捕した。2つの事件の関連性から、厦門市公安局は南京公安機関が処理するようにこの事件を移送した。調査の結果、謝某は泉州、広州等の複数の場所で材料を購入し、世界的な有名ブランド化粧品の偽物を、人を雇って生産し、オンラインショップを通じて全国各地へ販売していたことがわかった。2017年9月28日、南京市玄武区人民法院が謝某らにそれぞれ懲役1年3ヵ月~4年を言い渡した。
【趣意】
この事件は、侵害物品が北京、天津、上海等の複数の省、市に販売されており、調査、証拠集めが税関、出入国検査検疫等の複数の部門にかかわり、違法行為が食品薬品監督管理の分野や工商監督管理の分野にかかわっている。総合的に法律を執行するという社会環境の下、法執行者が全面的に動いて迅速に行動した。事件が南京市公安機関に移送されてからは、別の地域での行政による法律執行と刑事司法との連携における事件の通報、証拠移送の基準及び手続き等の部分について法執行者が積極的に模索し、このような事件を処理するために経験が蓄積された。

4 湖南省衡山県の複数の部門による登録商標「佑惑」等の商標権侵害共同取締事件
【概要】
2017年3月20日、衡山県食品薬品工商品質監督管理局の法執行者が、公安機関の提供した手がかりを追跡調査して、加工包装済の「四季優美•・随便果」(健康食品)並びに包装箱、添加剤及び加工機器が曹某の住宅に多数あり、完成品に付されている商標が「佑惑」(四季優美•・随便果のメーカーとは別の会社の名称の一部)であることを発見した。
調査の結果、2016年12月、当事者である費某、彭某らは広州の或る場所で商標「佑惑」を冒用したダイエット健康食品を違法に製造、販売していたが、知的財産権侵害行為撲滅の勢いに押されるようになり、当事者の湯某と相談して加工拠点を衡山へ移し、曹某の住居を借りて食品を違法に加工し、その後更に加工拠点を永州、婁底等へ写し、モバイルインターネットの電子商取引を通じて福建、湖南、四川等へ売っていた。2016年12月17日以降に当事者が違法に製造、販売したダイエット健康食品の総額は150万元(約2589万円)になる。この事件は衡山県人民検察院(検察庁)が法院に控訴した。
【趣意】
この事件は21人の被疑者にかかわり、製造、販売は6つの省にわたっている。事件処理の過程では市場監督管理部門と公安機関とが緊密に連携し、各地の法執行者が販売、作業拠点3ヶ所を壊し、商品保管倉庫を4つ整理し、偽物の劣悪な食品原材料、半製品及び完成品を10トン余り差し押さえた。この事件の当事者は農村の辺鄙な民家を選んで製造しており、販売はモバイルインターネットの電子商取引を通じたものであり、違法行為に隠蔽性があったが、やはり法の網は逃れられなかった。

5 山東省青島市李滄工商支局による登録商標「スケッチャーズ」等の商標権侵害取締事件
【概要】
2016年2月4日、山東省青島市李滄工商支局が、通報により、李滄区向陽路のショッピングセンターにあるSKEWRONS売り場を調べて、枠付きのS字標識がプリントされた運動靴を当事者である華莎利(北京)商貿有限公司が販売し、商品の値札タグには「スケッチャーズシューズ」又は「スケッチャーズスピードスパイク」の文字が印刷されているのを発見した。調査の結果、スケッチャーズの商標権者であるSkechers U.S.A., Inc.は上記登録商標の使用を許諾したことがないことがわかった。李滄工商支局は、違法行為の是正、侵害に係る275足の靴の没収、科料59.341万元(約1024万円)を法により当事者に命じた。
当事者は所定の期間内に行政不服審査の請求又は行政訴訟の提起をしていないが、この行政処罰決定を実行していない。2017年9月8日、李滄工商支局は青島市李滄区の人民法院に対して法により強制執行の申立てを行い、2017年9月29日、李滄区の人民法院により強制執行の許可が裁定された。
【趣意】
これは外国の商標権者の適法な権益を保護したモデルケースである。販売する商品に使用した図形は或る運動用品発展有限公司の登録商標であってライセンスを受けているという誤認が当事者にあったが、実際には登録が許可されておらず、第三者の登録商標に類似しており、このため、侵害に該当する。このような誤認が一部の経営者にあるのは一般的なことであり、この事件の取締りには、或る程度教訓的な意味がある。

6 北京市工商局豊台支局による登録商標「味多美」の商標権侵害取締事件
【概要】
当事者である北京美多味科貿有限公司が、2016年7月5日から2017年4月12日にかけて、パン、ビスケット、ケーキを加工、製造、販売し、包装済食品を販売する営業活動をその営業場所で行っていた。当事者は営業活動において、北京味多美食品有限責任公司の登録商標に類似した「美多味」及び「médowe」という文字を店の出入口の看板と消費者に提供するビニール袋に使用していた。店の外の看板に使用していた「美多味」の文字は、商標「味多美」と比較すると、構成する3つの漢字が同じであり、並び順が反対であり、また、北京味多美食品有限責任公司の各店舗の出入口の看板び「味多美」の色が白色で、背景の色が赤系であるのと全体的に類似している。
2017年8月14日、北京市工商局豊台支局が、商標侵害に該当することを認定し、法により、侵害行為の即時差止、「美多味」及び「médowe」の文字のあるビニール袋の没収、科料221.15万元(約3817万円)を当事者に命じた。
【趣意】
この事件は、2017年北京市工商部門侵害冒用撲滅の典型的事例10に入っており、商標侵害冒用行為の撲滅と、消費者の適法な権益及び公正競争の市場秩序の維持における首都の工商部門の努力が示されている。当事者の従事している食品加工業は人々の健康に関係しており、人々の暮らしを守り、人々の暮らしに重きを置き、食品の安全を保障する工商及び市場監督管理部門の強い責任感と使命感がこの事件の取締りで示されている。

7 北京市工商局海淀支局による登録商標「海賊王」及び図の商標権侵害取締事件
【概要】
2013年6月から2014年7月末にかけて、当事者である北京楽匯天下科技有限公司が、携帯電話ソフトウェアのオペレーションプラットフォームにおいて、ゲームのソフトウェア名として「ポケット版海賊王」と「アーケード版海賊王」を用いると共に、ダウンロードし、インストールし、利用するように提供した。2つのゲームのインタフェースと広告ページではいずれも「ポケット版海賊王」と「アーケード版海賊王」のアイコンが使われていた。消費者はクライアント端末へのソフトウェアのダウンロードによって携帯電話で上記2つのゲームをオンラインで利用することができ、仮想通貨の購入によってチャージや消費をすることができる。楽匯天下公司はゲームの歩合を合計で2937万元(約5億688万円)を受け取った。
北京随手互動信息技術有限公司(互動=インタラクティブ、信息=情報)が、2010年8月7日及び2010年3月21日に「海賊王」の図形と文字を組み合わせた商標の登録の許可を得た。北京市工商局海淀支局は、当事者の楽匯天下公司が商標侵害に該当すると認定した。2017年6月16日、海淀工商支局は、侵害行為の即時差止、科料2937万元を法により当事者に命じた。
【趣意】
この事件は北京市が初めてインターネット商標侵害違法行為の取締りをした重大事件であり、事件の担当者は証拠集めと犯罪の性質を決める難しさを克服し、従来の商標事件の監督管理分野と通常業務の法律執行の経験との限界を超え、率先してインターネット分野の商標侵害行為を規範化しようと試み、首都の知的財産権保護業務のために見本を示した。海淀工商支局は長年の間、商標保護業務において法律を厳格に執行しており、2017年に「中国商標金賞の保護賞」を受賞している。

8 山東省泰安市泰山区工商局による登録商標「泰山」及び図形の商標権侵害取締事件
【概要】
当事者である張某が、済南好運泉酒業有限公司からばら包装の白酒を購入し、店舗を借りて販売した。店の間口には「泰山散酒茶葉」(散酒=ばら包装の白酒)の看板を掲げ、酒がめ、酒瓶には「喜縁泰山酒庄」(酒庄=酒商)を用い、「泰山」の文字が比較的目立っていた。また、営業場所の広告板、商品棚、手提げ袋等の物品に用いた泰山の標識は目立っていた。泰山及び図形は山東泰山酒業集団股份有限公司が酒商品において登録を許可された登録商標であり、商標権の有効期間は2023年2月28日までである。泰安市泰山区工商局は、当事者の行為が商標侵害に該当すると認定し、法により、ばら包装の白酒の没収、侵害に係る商標の標識37枚の廃棄、科料19.51788万元(約337万円)を命じた。
聴聞の段階で当事者はいずれの異議も提示していなかったが、科料を納めて事件の執行が完了した後に、泰山区法制局に不服審査請求をした。泰山区法制局は再度審査をした結果、最終的にこの事件に対する泰山区工商局の処罰決定を維持した。
【趣意】
この事件の当事者は商標「喜緣泰山」を登録していたが、実際の使用では登録商標の図案を変更して、「泰山」の二文字を目立たせて使用しており、これは侵害に該当する。実際に、一部の経営者は自分の使用する登録商標が侵害することはないと考えているので、商標の文字、図形を自由に変更し、第三者の登録商標と故意に類似させて、消費者を混同させている。この事件は不服審査を経て維持されたものであり、法執行者である工商部門が着実かつ完璧に事件を扱っていることが示された。

9 江蘇省蘇州工業パーク市場監督管理局による登録商標「ディオール」等の商標権侵害取締事件
【概要】
2016年6月21日、江蘇省蘇州工業パーク市場監督管理局が、管轄区内の或るサイエンスパークの倉庫を調べた際に、キールズ、ディオール、ベネフィット、フレッシュ等の4つのブランド、72種類の商品5万9904点を押収した。サンプル検査と商標権者の確認によってこのうちの23種類、1万3775点の商品が侵害物品と認定され、事件の被害額は163万元(約2813万円)であった。調査の結果、当事者は2015年12月からその場所を借りてブランド物の化粧品の営業活動に従事しており、淘宝網(タオバオワン、ショッピングサイト)で仕入れと販売を行っていた。
事件に係る侵害物品の商品総額が大きく、当事者に犯罪の嫌疑があることに鑑みて、蘇州工業パーク市場監督管理局は、法により、この事件を蘇州工業パーク公安支局へ移送した。調査の結果、この事件の当事者による登録商標冒用商品販売の事件の被害額が500万元余り(約8629万円)であることがわかり、事件に関与する主な容疑者16人のうち10人が逮捕、公訴され、その余の6人が保釈された。
【趣意】
これはオンラインの電子商取引を通じた偽物商品の販売を取締りの対象としたモデルケースである。公安機関は調査、処分の過程で、偽物商品を当事者に提供する上流のサプライヤーを事件の情報から芋づる式に探り出し、勝ちに乗じて追撃し、偽物作りの拠点を一気に落として、戦果を拡大させた。事件を扱う過程で各部門が情報を交換し、効率よく協力したことで、事件の調査、処分が成功裏に行われることになった。

10 浙江省義烏市市場監督管理局による登録商標「LOCK&LOCK」の商標権侵害取締事件
【概要】
2017年6月22日、アリババが提供した手がかりから浙江省義烏市市場監督管理局の法執行者が義烏市公安局の経済犯罪捜査隊と協力して或る地下室を調べに行き、「LOCK&LOCK」の文字が付された帆布ボックスを、当事者である韓某が淘宝網を通じて販売しているのを発見し、その帆布ボックス4620点を侵害の嫌疑により現場で押収した。調査の結果、当事者は商標権者の許諾を得ずに、「LOCK&LOCK」の文字が付された帆布ボックスを江西省上饒市で無断で製造し、淘宝網で店舗を開設して販売していた。
「LOCK&LOCK」の文字が付された帆布ボックスの製造、販売に係る押収されるまでの販売額は45万元(約777万円)であり、現場で押収された帆布ボックスの義烏市の物品認証センターによる評価額は11万元(約190万円)である。商標侵害に係る帆布ボックスを製造、販売した当事者の営業収入が56万元(約966万円)であり、犯罪の嫌疑があるので、義烏市市場監督管理局は司法機関が処理するようにこの事件を移送した。
【趣意】
これは、行政と企業との協力、刑の執行の協力を強化し改善し、第三者のインターネットプラットフォームのビッグデータ技術により取締りをサポートしたインターネット商標侵害事件である。2016年からの浙江省工商局及び義烏市市場監督管理局とアリババとの提携、連絡協力体制が役に立っており、この事件の調査、処分の過程では、法執行者がアリババのビッグデータ技術を用いて当事者の営業場所を迅速且つ正確に確定し、商標侵害物品の製造販売に係る当事者の販売額を明らかにした。(知識産権報)

2018-04-27

2017商标侵权十大典型案例

【编者按】 为加强打击商标侵权假冒行为,在全社会营造尊重知识产权的良好氛围,在世界知识产权日到来之际,2018年国家知识产权局开放日活动之时,国家知识产权局商标局发布了2017年商标侵权十大典型案例。
十大案例中,既有跨区域联合执法,又有跨部门联合执法,充分展示了全国各地区各部门在打击商标侵权假冒工作中取得的成效。本报现将十大案例案情和典型意义梳理刊出,以餮读者。
01 江苏省淮安市清江浦区市场监管局查处侵犯五粮液等注册商标专用权案
【案情介绍】
2017年3月,江苏省淮安市清江浦区市场监管局接到淮安市公安局淮阴分局移送案件通知书,反映查扣了当事人周某某销售的使用今世缘、海之蓝、五粮液等商标的白酒678瓶,经厂家辨认系商标侵权商品,累计违法经营额8.79万元。经查,2016年8月,当事人从上门推销的中年男子许某手中购进侵权白酒并通过门店销售。据调查,当事人于2017年3月20日因销售侵权假冒白酒受到市场监管部门的行政处罚,办案机关对当事人知假买假、重复实施违法行为给予从重处罚,依法责令当事人立即停止侵权行为,没收侵权商品,罚款35.17万元。案件经复议机关审查及人民法院行政裁定,均认定应对当事人予以重处。目前,涉案产品的生产源头许某已被追究刑事责任。
【典型意义】
此案涉及多个地区,市场监管部门与公安机关协同作战,并开展跨区域联合执法,从销售环节入手查清侵权商品的生产、加工、制作、灌装、包装、运输、销售环节的整个证据链。办案机关对当事人一年内两次售假的行为从重处罚,体现了过罚相当的原则。通过此案的查处,假冒产品生产源头的违法者最终受到刑事处罚,体现出行政司法衔接的高效。

02 上海市闵行区市场监管局查处侵犯伯尔梅特BERMAD注册商标专用权案
【案情介绍】
当事人上海伯尔梅特公司于2014年至2016年从正常销售渠道采购价格相对较低带有BERMAD商标的红色消防阀与蓝色减压阀,通过刷漆改色的方式将阀体改造为绿色的数控电液阀,并把产品中的垫片取出,换成自行采购的垫片。当事人对外销售自行改装的仿冒绿色数控电液阀64台,含税销售额146.4275万元,至案发时仓库内剩余尚未销售的电液阀17台,违法经营额合计187.0838万元。
当事人未经伯尔梅特BERMAD商标注册人以色列伯尔梅特股份公司许可,擅自改装冒充高价商品销售的行为,构成商标侵权,闵行区市场监管局依法责令当事人立即停止侵权行为,没收侵权阀门产品17台,罚款561万元。
【典型意义】
此案是近年来上海市工商和市场监管部门在知识产权领域查处的罚款金额最多的一起商标违法案件。该案当事人不仅涂改阀门颜色,还将阀门中的关键部件替换,属于对原商品的实质性改动并销售,应认定为商标侵权行为。此案中工商和市场监管部门平等保护外资企业知识产权,有力维护了我国保护知识产权的良好国际形象。

03 福建省厦门市市场监管局查处侵犯纪梵希等注册商标专用权案
【案情介绍】
2016年10月21日,福建省厦门市市场监管局追查海关部门提供的线索,发现当事人美贷贸易(深圳)有限公司库存大量无中文标识的纪梵希、海蓝之谜、科颜氏等多个国际知名品牌化妆品,经相关品牌权利人辨认,大多为假冒注册商标商品,案值高达300余万元。办案机关将案件移送厦门市公安局处理。
2016年11月,南京市公安机关接海蓝之谜商标权利人报案,将该公司实际负责人谢某等3人抓获。由于两案关联,厦门市公安局将此案移送南京公安机关处理。经查,谢某从泉州、广州等多地购进材料,雇人生产假冒国际知名品牌化妆品,并通过网店售往全国各地。2017年9月28日,南京市玄武区人民法院判处谢某等人一年三个月至四年不等有期徒刑。
【典型意义】
此案侵权产品销往北京、天津、上海等多省市,调查取证涉及海关、出入境检验检疫等多部门,违法行为涉及食药监领域、工商监管领域。在综合执法的大环境下,执法人员全面出击,行动迅速。案件移送南京公安机关后,执法人员针对异地两法衔接工作中案件的通报、移送证据标准和程序等环节积极探索,为查办此类案件积累了经验。

04 湖南省衡山县多部门协作查处侵犯佑惑等注册商标专用权案
【案情介绍】
2017年3月20日,衡山县食品药品工商质量监管局执法人员追查公安机关提供的线索发现,居民曹某家中存有大量加工包装完成的“四季优美•随便果”及包装盒、添加剂和加工机器,成品上标注的商标为“佑惑”。
经查,2016年12月,违法当事人费某某、彭某等人先在广州某地非法生产、销售假冒佑惑商标的减肥保健食品,后迫于打击侵犯知识产权行为的高压形势,与当事人汤某某商议将加工窝点转移至衡山,租用曹某住房非法加工食品,此后又将加工点转移至永州、娄底等地,并通过微商平台销往福建、湖南、四川等地。2016年12月17日以来,当事人非法生产、销售侵权减肥保健食品总金额达150万元。此案已由衡山县人民检察院向法院提起公诉。
【典型意义】
此案共涉及犯罪嫌疑人21名,生产销售涉及6个省域。办案过程中市场监管部门和公安机关紧密协作,各地执法人员捣毁销售工作站3个,清理储存货物仓库4个,查扣假冒伪劣食品原材料、半成品及成品10余吨。此案当事人选择农村偏僻民居生产,销售则通过微商平台,违法行为具有隐蔽性,却依然难逃法网。

05 山东省青岛市李沧工商分局查处侵犯斯凯奇等注册商标专用权案
【案情介绍】
2016年2月4日,山东省青岛市李沧工商分局根据举报,对位于李沧区向阳路商场购物中心的SKEWRONS专柜进行检查,发现当事人华莎利(北京)商贸有限公司销售印有带边框的S形标志的运动鞋,商品标价签上印有“斯凯奇鞋”或“斯凯奇速跑鞋”字样。经查,斯凯奇商标权利人斯凯杰美国公司从未授权当事人使用上述注册商标。李沧工商分局依法责令当事人改正违法行为,没收275双侵权鞋,罚款59.341万元。
当事人在规定的期限内未申请行政复议或提起行政诉讼,但拒不执行该行政处罚决定。李沧工商分局于2017年9月8日依法向青岛市李沧区人民法院申请对当事人强制执行,2017年9月29日经李沧区人民法院裁定,准予强制执行。
【典型意义】
这是一起保护涉外商标权利人合法权益的典型案件。当事人存在错误认识,认为其销售商品上使用的图形是某运动用品发展有限公司的注册商标且其已取得授权,但实际上并未获得核准注册且与他人注册商标近似,因此构成侵权。这种错误认识在一些经营者中普遍存在,此案的查处具有一定的教育意义。

06 北京市工商局丰台分局查处侵犯味多美注册商标专用权案
【案情介绍】
当事人北京美多味科贸有限公司自2016年7月5日至2017年4月12日,在其经营场所从事加工制售面包、饼干、蛋糕及销售预包装食品的经营活动。当事人在经营活动中将与北京味多美食品有限责任公司注册商标近似的“美多味”和“médowe”字样使用在门头牌匾以及向消费者提供的塑料袋上。店外牌匾上使用的“美多味”字样与味多美商标相比,组成的3个汉字相同,排列顺序相反,且与北京味多美食品有限责任公司各门店牌匾上的“味多美”颜色均为白色,背景色均为红色系,整体近似。
2017年8月14日,北京市工商局丰台分局认定其构成商标侵权,并依法责令当事人立即停止侵权行为,没收带有“美多味”及“médowe”字样的塑料袋,罚款221.15万元。
【典型意义】
此案入选2017年北京市工商部门打击侵权假冒十大典型案例,展示出首都工商部门在打击商标侵权假冒行为、维护消费者合法权益与公平竞争的市场秩序方面作出的努力。当事人从事的食品加工行业关系人民群众身体健康,此案的查处体现出工商和市场监管部门保民生、重民生及保障食品安全的高度责任感和使命感。

07 北京市工商局海淀分局查处侵犯海贼王及图注册商标专用权案
【案情介绍】
2013年6月至2014年7月底,当事人北京乐汇天下科技有限公司在多家手机软件运营平台上使用“口袋海贼王”和“街机海贼王”,作为游戏软件名称并提供下载安装使用。两款游戏界面及宣传页面中均使用了“口袋海贼王”和“街机海贼王”图标。消费者通过下载软件客户端可在手机上在线使用上述两款游戏,并可通过购买虚拟货币充值消费。乐汇天下公司共计收取游戏分成款2937万元。
北京随手互动信息技术有限公司于2010年8月7日和2010年3月21日获准注册“海贼王”图文组合商标。北京市工商局海淀分局认定当事人乐汇天下公司构成商标侵权。2017年6月16日,海淀工商分局依法责令当事人立即停止侵权行为,罚款2937万元。
【典型意义】
此案是北京市首例查处互联网商标侵权违法行为的大案要案,办案人员克服取证定性困难,突破传统商标案件监管领域与常态工作执法经验的局限,率先尝试对互联网领域的商标侵权行为予以规范,为首都知识产权保护工作树立了新标杆。海淀工商分局多年来在商标保护工作中严格执法,于2017年获“中国商标金奖之保护奖”。

08 山东省泰安市泰山区工商局查处侵犯泰山及图注册商标专用权案
【案情介绍】
当事人张某从济南好运泉酒业有限公司购进散酒后,租赁店铺销售。其在门面上方使用“泰山散酒茶叶”的招牌,酒坛、酒瓶上使用“喜缘泰山酒庄”,且“泰山”字样较为突出,同时在经营场所的广告牌、货柜、手提袋等物品上突出使用泰山标识。泰山及图是山东泰山酒业集团股份有限公司核准注册在酒商品上的注册商标,专用权有效期至2023年2月28日。泰安市泰山区工商局认定当事人的行为构成商标侵权,依法没收其散酒,销毁侵权商标标识37枚,罚款19.51788万元。
听证阶段,当事人未提出任何异议,但在缴纳罚款案件执行完毕后,向泰山区法制局提出复议。泰山区法制局经过反复审查,最终维持泰山区工商局对该案的处罚决定。
【典型意义】
此案当事人注册有喜緣泰山商标,但在实际使用中改变注册商标图样,突出使用“泰山”二字,构成侵权。在实践中,一些经营者认为使用自己的注册商标就不会侵权,因此随意改变商标的文字、图形,故意与他人注册商标构成近似,令消费者混淆。此案经过复议获得维持,体现出工商部门执法人员将案件办得扎实、到位。

09 江苏省苏州工业园区市场监管局查处侵犯迪奥等注册商标专用权案
【案情介绍】
2016年6月21日,江苏省苏州工业园区市场监管局对辖区内某科技园仓库进行检查时,查获科颜氏、迪奥、贝玲妃和馥蕾诗等四个品牌72个品种的商品5.9904万件。经抽样送检和商标权利人的辨认,其中23个品类的1.3775万件商品被认定为侵权商品,案值达163万元。经查,当事人自2015年12月起租用涉案场所从事品牌化妆品的经营活动,并在淘宝网上进货和销售。
鉴于涉案侵权商品货值金额巨大,当事人已涉嫌犯罪,苏州工业园区市场监管局将此案依法移送苏州工业园区公安分局。后经调查,该案当事人销售假冒注册商标的商品案值达500余万元,与案件有关的16名主要犯罪嫌疑人中已有10名被批捕并被提起公诉,剩余6名被取保候审。
【典型意义】
这是一起通过网上电商平台销售侵权假冒商品被查处的典型案例。在查办过程中,公安机关根据案件信息又顺藤摸瓜找到了为当事人提供侵权假冒商品的上游供应商,并乘胜追击,一举端掉制假窝点,进一步扩大了战果。案件办理过程中,各部门互通信息,高效协作,为案件成功查办提供了有效保障。

10 浙江省义乌市市场监管局查处侵犯LOCK&LOCK注册商标专用权案
【案情介绍】
2017年6月22日,根据阿里巴巴提供的线索,浙江省义乌市市场监管局执法人员联合义乌市公安局经侦大队前往某地下室检查,发现当事人韩某某通过淘宝网销售标注 “LOCK&LOCK”字样的帆布箱,涉嫌侵权,并在现场查获标注“LOCK&LOCK”字样的帆布箱4620个。经查,当事人在未经商标权利人许可的情况下,擅自在江西上饶生产标注“LOCK&LOCK”字样的帆布箱并在淘宝网开设店铺销售。
至被查获时,当事人生产销售标注“LOCK&LOCK”字样的帆布箱销售额达45万元,现场查获的帆布箱经义乌市涉案物品认证中心评估价值为11万元。因当事人生产销售商标侵权的帆布箱经营额达56万元,已涉嫌犯罪,义乌市市场监管局将该案移送司法机关处理。
【典型意义】
这是一起加强和完善政企协作、行刑协作,利用第三方网络平台大数据技术支持查处的网络商标侵权案件。得益于2016年起浙江省工商局、义乌市市场监管局与阿里巴巴建立的合作、联络协作机制,在本案查办过程中,执法人员利用阿里巴巴的大数据技术,迅速准确定位了当事人的经营场所,并查明当事人生产销售商标侵权商品的销售额。(知识产权报)

2018-04-27

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