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中国 知財・特許関連情報

新疆ウイグル自治区、重慶市、湖北省及び江蘇省 知的財産権紛争及び権利保護の現状調査(3) (抄訳)

2010年4月15日 2:14 PM カテゴリー: 特許, 訴訟

5、 知的財産権保護が直面する主な苦境 (省略)
(4) 渉外知的財産権紛争における言語の違いと司法体制の違い
歴史的・伝統的に、中国は大陸法系の国に属し、米国、英国等は英米法系の国に属す。大陸法系と英米法系には法律の根源、法律の構造、法律の適用、訴訟手続及び法律の思想等の多くの面において顕著な差があり、これによって、渉外知的財産権紛争における権利保護が困難になっている。
言語も同様に渉外知的財産権紛争における大きな障害である。他の言語は言うまでもなく、現在世界に広く通用する英語でさえも、やはり渉外知的財産権関連事件の意思疎通における障害である。特に専門にまで及ぶ技術名詞は翻訳において正確であり、且つ、裁判官に理解させる必要があり、これは中国の弁護士にとって困難である。一方、外国の弁護士を招いたとしても、中国企業の実情について理解が足りない。外国の権利保護のジレンマである。

新疆ウイグル自治区、重慶市、湖北省及び江蘇省 知的財産権紛争及び権利保護の現状調査(2) (抄訳)

11:38 AM カテゴリー: 商標, 意匠, 特許, 訴訟

3、 知的財産権紛争が経済発展にもたらす影響 (省略)
(4) 民族企業(訳注 民族資本家の資本で経営される企業、自国企業)の国際市場競争への参入がコストを高額にする
中国企業が多国籍企業の組織するグローバルな生産体系から独立し、自社のブランドで国際市場に参入して多国籍企業と同じ舞台で競争する場合には、中国企業が実際に生産に対するコントロールを掌握して強い比較優位を持っているので、必然的に多国籍企業にとって大きな脅威となる。この場合、多国籍企業の生命線である知的財産権は、必然的に、多国籍企業のグローバルな生産体系から独立したこれらの中国企業を制圧する多国籍企業の重要な武器となる。

新疆ウイグル自治区、重慶市、湖北省及び江蘇省 知的財産権紛争及び権利保護の現状調査(1) (抄訳)

11:32 AM カテゴリー: 商標, 実用新案, 意匠, 特許, 訴訟

編者のことば
全国政治協商会議(以下、「全国政協」という。)第11期第1回会議において、全国政協の委員であり重慶市人民代表大会常務委員会の副主任である陳雅棠氏が「知的財産権法律支援制度の確立に関する議案」を提出し、全国政協により今年の重点議案に盛り込まれた。全国政協議案委員会、財政部、及び国家知的財産権局は、共同でこの議案について調査・研究することを決定した。
少し前にこの3つの政府当局が共同で、新疆ウイグル自治区、重慶市、湖北省及び江蘇省の4つの代表的な地域において研究・調査を行い、現在の中国の知的財産権紛争の現状、中国経済の発展に対する知的財産権紛争の影響、及び市場の主体の知的財産権保護の能力等を調べた。調査・研究グループは多くの一次資料を把握し、多くの典型的な問題に気付き、多くの建設的な提案を聴取した。

全国の法院(裁判所)の知的財産権の司法保護年表(1978年~2008年)

11:12 AM カテゴリー: 商標, 法令及び制度, 特許, 訴訟

[1979年9月] 最高人民法院が、技術契約紛争事件を含む経済紛争事件の審理につき責任を負う経済裁判廷を設置する。
[1985年2月] 最高人民法院が「特許裁判業務の展開に係るいくつかの問題に関する通知」を出し、事件受理の範囲、管轄及び訴訟手続、並びに他人の特許を盗用する犯罪の刑事責任等の問題を明確化する。

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