2006年に北京市高級人民法院知的財産権法廷が受理した知的財産権事件は、合わせて384件であり、結審が419件である。これらの事件の専門業務の技術性がますます強まり、各種の新たな状況及び新たな問題が次々と現れている。ここで、具体的事例と合わせて、裁判における最新の進展を次のとおり説明する。
先日、浙江省台州市中級人民法院が、日本の株式会社円谷プロダクションが台州の某靴メーカーを訴える、「ウルトラマン」の著作権及び商標権侵害紛争事件を公開審理し、双方は、法廷において和解合意した。
10月16日、最高人民法院から得た情報によれば、2002年ないし2006年の5年間に全国の地方法院が受理し、及び結審した知的財産権民事第一審事件は、合わせて54321件及び52437件であり、1997年ないし2001年の5年間に比べ、145.92%及び141.99%増加し、年平均増加率が17.06%及び19.29%であった。